IR情報

株主・投資家の皆様へ

代表取締役社長 トーマス・アクイナス・フォーリー

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

当社の第27期中間会計期間(2024年1月1日から2024年6月30日まで)の概況についてご報告させていただきますので、ご高覧賜りますようお願い申し上げます。

2024年度、当社は「AIを軸に、レコメンドサービス事業とLLM(大規模言語モデル)を活用した新領域の事業によって、力強い事業成長を目指す」という事業戦略を掲げております。

2024年上半期は、サービスの進化に注力してまいりました。

レコメンドサービス事業においては、AIマーケティング・プラットフォーム化の強力な推進と、新アルゴリズムを搭載した新たなレコメンダーサービスの開発に着手しており、新しいプロダクトのリリースも予定しております。また、当社は「セキュリティ」を企業価値の一つとしてとらえており、セキュリティ体制およびセキュリティ品質向上への強化に向け、継続的に投資しております。

新領域の事業においては、企業の人材採用に関する課題を米国IBM CorporationのLLMを活用して解決する、全世界対象サービスの開発プロジェクトを推進しております。

上記ソフトウェア開発に加えて、成長戦略の実現に向けてマネジメント人材および開発エンジニアの獲得、営業戦略の強化等の事業投資を行っております。当中間会計期間、当社は新しい販売戦略に沿って『アイジェント・レコメンダーS』というプロダクトの販売を開始いたしました。これはWebサイト用AIレコメンドの必須機能を高精度かつ低単価でコンパクトにパッケージしたプロダクトで、これにより新市場を開拓してまいります。

これらの結果、当中間会計期間の営業収益は627,121千円(前年同期比1.8%減)、営業利益は57,426千円(前年同期比5.3%減)、経常利益は57,728千円(前年同期比4.3%減)、中間純利益は36,728千円(前年同期比7.0%減)となりました。

営業収益が期初の計画に対して48.2%とほぼ横ばいで推移する一方で、営業利益は期初の計画に対して57.4%と想定を上回るペースで進捗しております。成長機会拡大のため、採用活動および人材投資に注力している他、ドル払いのクラウドサービス利用により為替影響による通信費が大幅増となるも、通信費コスト削減への取組みが想定以上に進み、売上高販管費は前年同期比0.01%増となりました。

2024年下半期は、さらなる新しいプロダクトの開発およびリリースと、収益化への動きを加速させてまいります。株主の皆様には、今後も変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 

代表取締役社長 トーマス・アクイナス・フォーリー

 

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