シルバーエッグ、同社のレコメンドサービスに使われる デプロイメント・ツールをオープンソース化!
シルバーエッグ・テクノロジー株式会社(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長兼CEO:トーマス・フォーリー、
以下シルバーエッグ)は、同社のリアルタイム・レコメンドサービス「アイジェント」のデプロイメントに利用されている
コードをオープンソース化し、ソースコードを公開したことを発表いたします。
コード名「silveregg.distext」というこのデプロイメント・ツールはパイソン言語で書かれており、
現在多くのパイソン開発者の間で利用されているpypiを通じて、このコードを簡単に利用することができます。
また、このコードを使うことで、クラウド・コンピューティングといったlinuxによるインフラ環境においても、
簡単にいろいろなパッケージのインテグレーションを行う事が可能になります。
このコードは、github (http://github.com/)というプロジェクトホスティングサービスに公開されています。
シルバーエッグでは、今後クラウド・コンピューティングが普及していく中で、
サーバー管理を容易にするこのような技術は、ますます必要になってくると考えています。
<ご参考>
■パイソンとは
Python(パイソン)は、オランダ人のグイド・ヴァンロッサムが作ったオープンソースのプログラミング言語。
オブジェクト指向スクリプト言語の一種であり、Perlとともに欧米で広く普及している。
■デプロイメントとは
ネットワーク経由で外部から利用するソフトウエアや、ポータルサイトなどのWebによるサービスを
ユーザーが利用できる状態にすること。
基本ソフト上で動作するコンポーネントと呼ばれるものを読み込ませて動作可能とすることを
インストールとは区別してデプロイと呼ぶこともあります。