漫画配信にも、海外ECにも……2020年、シルバーエッグのレコメンドはこんなパートナー企業と連携しました
シルバーエッグ・テクノロジーのレコメンドエンジン『アイジェント・レコメンダー』は、様々なマーケティングツールと組み合わせて利用することで、その価値を何倍にも高めることができます。ECプラットフォームはもちろんのこと、MA、CRM、接客ツール、チャットツールなど、公式に連携しているツール/サービスは、30種を越えます。
今回はその中でも、2020年~21年頭にかけて新たにリリースした、パートナー企業との連携ソリューションを2点紹介します。
漫画ビューアでもレコメンド? エンゲージメントの幅を広げていこう!
「あなたへのおすすめ」を表示するポイントは、WebサイトやEメール、チャットツールだけにとどまりません。シルバーエッグは2020年9月、株式会社セルシスの提供する電子書籍ビューア「CLIP STUDIO READER」上での、レコメンドコンテンツ表示機能をリリースしました。
この機能の第一の目的は、もちろん読者にとって「次に読みたい」と思える作品を読了時に提供することにありますが、可能性はそれだけにとどまりません。例えば、サイト内で漫画関連グッズなどを販売している場合、読者が読んだ作品と関連度の高いグッズを自動的にレコメンドし、「漫画+グッズ」のクロスセルを促すことができます。
電子書籍リーダーのようなコンテンツ配信アプリでも、レコメンドを中心としたパーソナライゼーション機能を付加することで、顧客満足度、LTVを上げてゆくことができます。これ以外にも、顧客とのエンゲージメントを創造できるポイントは様々です。シルバーエッグはユーザー企業やパートナーの皆様の要望に応じて、カスタマイズされたユニークなパーソナライゼーション機能を提供していきます。
行動情報に基づくレコメンドは、海外向けサイトでもすぐに活用可能!
2020年12月、シルバーエッグはWebマーケティング支援・グローバルコンサルティングの株式会社アウンコンサルティングとパートナーシップを締結し、アイジェント・レコメンダーのベトナムにおけるサービス展開に向けた取り組みを開始しました。
アイジェント・レコメンダーは、アジア圏や北米を中心に展開するECサイトへの導入実績があり、英語版での提供も行っています。様々なパートナー企業を通じて、日本発のEC国際展開を支援しています。その強みは、コアとなるAIレコメンドエンジンが、「商品閲覧」「購買」といった行動情報のみで、高い精度の予測を実現できている点。ユーザーの行動は、国や地域ごとのトレンドやカルチャーによって、異なる傾向が出てきます。アイジェント・レコメンダーは、それらの傾向をリアルタイムで織り込んだレコメンドを行うことができます。
「この国では今アレが流行っているから、この商品が売れるのではないか?」といったリサーチに基づく事前設定なしでも、様々な国・地域のユーザーひとりひとりに“気に入られる”アイテムを、自動的にPushできるのです。
ビジネスの軸足をリアルからデジタルに移した企業にとって、海外へのビジネス展開は垣根が低くなっています。アイジェント・レコメンダーのパーソナライゼーション技術で、より幅広いお客様に、良質な顧客体験を届けていきましょう。